Menu 戻る
  • 観光

旧日本軍の士官宿舎 修復・再利用へ/台湾

2018/11/01 17:36
修復工事が始まる旧日本軍の士官宿舎=基隆市政府提供

修復工事が始まる旧日本軍の士官宿舎=基隆市政府提供

(基隆 1日 中央社)北部・基隆市で10月31日、日本統治時代の士官宿舎「基隆要塞司令部校官眷舎」の修復工事が始まった。総工費は2120万台湾元(約7750万円)で、竣工予定は2020年2月。林右昌市長は、完了後は民間に運営を委託する予定だと述べ、歴史と文化の魅力あふれる同市の新名所になることに期待を示した。

基隆港東岸の大沙湾地区に位置する宿舎は日本統治下の台湾でよく見られた木造家屋。出幅が約60センチのひさしや15センチある玄関の段差など、雨の都と呼ばれた同市の気候に合わせた工夫が施されているのが特徴。

林市長によると、同市は市内の大沙湾地区や和平島、白米甕、仙洞などで総経費8億5000万台湾元(約31億円)に及ぶ大規模な史跡の修復・再利用プロジェクトを推進している。中でも、1903(明治36)年に設けられた「基隆要塞司令部」(市定古跡)や1931(昭和6)年に建てられた「基隆要塞司令官邸」(同)、1930年代築とされる旧日本軍重砲兵連隊の「旭丘指揮所」(歴史的建造物)など多くの文化財が残る大沙湾地区はプロジェクトの中核になっているという。

(王朝鈺/編集:塚越西穂)


Share on Facebook  Share on plurk  Share on twitter  Share by email  Share on Google+  Share on LINE
Top