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特急プユマとタロコ、運転席2人体制開始 安全性向上に期待/台湾

2018/10/30 14:17
30日から運転席2人体制が始まる特急プユマ号

30日から運転席2人体制が始まる特急プユマ号

(台北 30日 中央社)死傷者200人以上を出した特急プユマ号の脱線事故の再発を防ごうと、台湾鉄路管理局(台鉄)は30日、特急プユマ号とタロコ号で運転席に運転士と助手の2人を乗務させる体制を導入し、2人体制での運行を始めた。列車の安全運行に関する作業を着実に実行し、安全、安心な輸送サービスの提供に取り組む。

2人体制では、操縦を担当する運転士と助手を務める見習い運転士が同時に乗務する。台鉄によれば、免許取得済みの運転士は現在1113人。2人体制実施に合わせ、技能講習中の見習い運転士228人と運転士候補10人が投入される。

台鉄の労働組合からは、人手不足の問題も指摘されている。これについて呉宏謀交通部長(交通相)は30日の立法院院会(国会本会議)で、定年退職から間もない運転士に協力を仰ぐ方針を示した。

交通部(交通省)の祁文中・常務次長は同日午前、台北駅でプユマ号に乗車し、2人体制での運行の状況を視察した。

プユマ号脱線事故発生を受け、台鉄は全面的な点検を実施している。中でも自動列車防護装置(ATP)が焦点となっており、安全が確認されるのを待って、2人体制をひとまず終えるとしている。事故発生時にはATPは切られていた。プユマ号の運転を担当している台鉄の運転士の一人によれば、ATPは故障率が高く、故障の際に支援を要請したとしても、人手不足のため別の運転士が派遣されない場合も多々あったという。

(汪淑芬/編集:名切千絵)


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