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台湾・恒春地方の名物イベント「搶孤」盛大に シンガポールの歌手も参加

2017/09/06 15:22
台湾・恒春地方の名物イベント「搶孤」盛大に  シンガポールの歌手も参加

(屏東 6日 中央社)旧暦7月(今年は8月22日から9 月19日)は、あの世から霊や魂が戻ってくるという“鬼月”と呼ばれ、台湾各地でさまざまなイベントが開催される。南部・屏東県でも5日夜、恒春地方に142年伝わる民間行事「搶孤」が盛大に行われ、シンガポールの歌手、アルフレッド・シム(沈志豪)が加わるチームなど32組の屈強な男たちが優勝賞金30万台湾元(約110万円)を争った。

恒春地方の搶孤は、牛の油を塗った高さ約12メートルの柱をよじ登り、柱の上に設けられた棚の旗を一番早く奪ったチームが勝ち。今年は5人1組で行われた。下の人の肩を踏み台にしてつるつるの柱を登るため、チームの結束力や体力、身ごなしなどが試される。勇壮で見応えたっぷりのイベントだ。

盧玉棟恒春鎮長によると、「孤」には支援物資の意味がある。清の時代、地元の名士が、鬼月のために準備した供物を貧しい人に分けようとしたところ、奪い合いのけんかが始まってしまった。そこで高い棚の上に供物を置き、競争で決着をつけることになったのが搶孤の由来だという。

今年はシンガポールのテレビ局が取材を兼ねて参加したほか、同じ伝統が伝わる東部・宜蘭県などからも強豪が集まったが、結果は上位3位を占めた地元チームの圧勝だった。

(郭シセン/編集:塚越西穂)


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