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  • 社会

台湾南西部の米どころで水不足の懸念 18日から夜間減圧給水

2020/11/14 13:52
曽文ダム=資料写真

曽文ダム=資料写真

(台北中央社)かんがい用水を提供する曽文ダム(台南市)の水位が低下しているのを受け、台湾屈指の米どころ、南西部の嘉義県、嘉義市、台南市(嘉南地区)では18日から、夜間の減圧給水が開始される。経済部(経済省)の曽文生政務次長は、この措置で約3~5%の水を節約できるとの考えを示している。

台湾は今年、台風の襲来が少なく、唯一陸上警報が発令された今月初めの台風20号も、同地区に予想していたほどの雨をもたらさなかった。同部は11日、関係省庁を集めた対策会議を招集。曽文ダムの貯水率が11日午後1時時点で23.42%だったのを受け、減圧給水が決定された。行政機関や国営企業を対象に、不要不急の用途に用いられる水の供給を停止することも決められた。

かんがい用水は主に、台南市の曽文ダムと烏山頭各ダムによって供給されている。両ダムの貯水量は11日時点で1億7667万トン。11月の貯水量としては、曽文ダムが完成した1973年以来6番目に低い水準となっていた。同地区では今年すでに、第2期稲のかんがいを終えていることから、来年初頭の第1期稲のかんがいが行えるか否かに注目が集まった。

農業委員会の陳駿季副主任委員によれば、第1期稲のかんがいに必要な水量は2億2000万トン。経済部は、今月末までに来年用のかんがい用水を停止するか否かについて結論を出すとしている。

14日現在の台南市各ダムの貯水量は、曽文ダム1億1978万トン(貯水率23.56%)、烏山頭ダム5609万トン(同71.21%)、民生・工業用水を供給する南化ダムが8359万トン(同92.06%)となっている。

(梁珮綺/編集:塚越西穂)


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