Menu 戻る
  • 社会

コロナ下の年末賞与 支給決めた会社は64% 直近5年で最低

2020/11/11 17:23
コロナ下の年末賞与 支給決めた会社は64% 直近5年で最低=写真はイメージ

コロナ下の年末賞与 支給決めた会社は64% 直近5年で最低=写真はイメージ

(台北中央社)求職サイト「yes123」が10日に発表した調査で、今年度の年末にボーナスを支給する企業は64%にとどまり、直近5年で最低となった。同社の広報担当、楊宗斌氏は、新型コロナウイルスの影響と分析する一方で、支給状況が世界金融危機当時の水準にまで落ち込むことはないとの見方を示している。

過去の調査では、同じ設問に対する回答が2019年(71.7%)、18年(73.5%)、17年(66.8%)、16年(64.7%)、15年(52%)、14年(75.3%)となっており、今年は15年を除く全ての数値を下回った。

今回ボーナスを支給する会社のうち、73.3%が「金額は前年並み」と回答。「増える」は12.3%、「減る」は14.4%だった。一方で、ボーナスを支給しないと答えた企業は6.3%で、昨年の3.8%を上回った。

従業員側は、「来年春節(旧正月、2月12日)までにボーナスをもらえる」と予想している人が66.7%。予想額の平均は基本給の0.94カ月分で、昨年よりも0.14カ月(約4.2日)分減少した。「ボーナスはもらえない」と思う人は前年より4.5ポイント多い33.3%となった。また、金額が期待通りでなかった場合、退職を考えると答えた人は54.9%に上った。

楊氏によれば、コロナ禍で甚大な打撃を受けた観光業、航空業、飲食業ではボーナスはあまり期待できず、輸出業界では、春節前までの受注の多寡が支給額を左右する鍵になるとみられる。利益を出している業者の一部が、先行きの不透明さに対する警戒感から利益剰余金を保留し、ボーナスなどの支出を抑えることも考えられるという。

同調査は正社員として1年以上の経歴がある20歳以上の男女を対象に、10月22日から11月2日までインターネットを通じて行われ、1152人から回答を得た。

(楊舒晴/編集:塚越西穂)


Share on Facebook  Share on plurk  Share on twitter  Share by email  Share on LINE
Top