死者18人を出した台湾鉄路管理局(台鉄)特急プユマ号の脱線事故から21日で2年になるのを前に、国家運輸安全調査委員会は19日、最終調査報告を公表した。報告書では、運転士の操作や指令員、整備士の対応などが直接の原因だとし、その根源は台鉄が包括的なマニュアルや手順を提供していなかったことや職員訓練や検定制度の不備にあると指摘した。台鉄に対し、各車種の操作や保守、故障時の対応に関するマニュアルの作成など18項目の改善を提言し、90日以内の回答を求めた。
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