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  • 社会

台湾、輸入症例2人 先月「陰性」インド人男性、感染から3週間以上経過か

2020/10/07 18:47
10月10日の双十国慶節(中華民国の建国記念日)を前に限定版マスクを着けて記者会見に臨む陳指揮官(中央)ら

10月10日の双十国慶節(中華民国の建国記念日)を前に限定版マスクを着けて記者会見に臨む陳指揮官(中央)ら

(台北中央社)新型コロナウイルス対策に当たる中央感染症指揮センターは7日、新たに2人の感染者が見つかったと明らかにした。仕事のため訪台した30代のインド人男性とアイルランドから帰国した20代の台湾人女性で、台湾内で確認された感染者は523人となった。

インド人男性は、先月9日に訪台。この際、搭乗前3日以内の陰性証明を提出していた。同23日まで宿泊施設で隔離を受けた後、同30日まで自主健康管理(外出時のマスク着用、公共の場への出入り自粛など)を実施。今月5日に自費でウイルス検査を受けたところ、陽性反応を示した。症状は訴えていないという。

同センターの荘人祥(そうじんしょう)報道官によると、インド人男性のウイルス遺伝子量に関するCt値は34。感染後早めに作られる抗体(IgM)はなかったが、遅く作られ長く残る抗体(IgG)では陽性だったことから、感染から3週間以上経過していると考えられ、搭乗前の検査時は潜伏期間中か「偽陰性」だった可能性があるという。

陳時中(ちんじちゅう)指揮官は、類似したケースの患者の検体からウイルスが増殖することはほとんどないことが分かっているとし、この男性が台湾で感染を広げた可能性は非常に低いとの見方を示した。

インド人男性は、自主健康管理期間を終えた後も外出時はマスクを着用していたという。同センターは男性の同僚らを接触者とし、自宅での隔離を要請した。

台湾人女性は昨年10月からアイルランドに滞在し、今月4日に帰国。自宅で隔離を受けていたところ、5日に発熱などの症状が出始めた。

このほか、台湾からの出国者が渡航先で陽性判定を受けた例も報告された。日本では3人確認され、いずれも抗原検査で陽性となったが、PCR法では陰性だった。フランスでも1人、PCR法で陽性と診断された。症状はないという。同センターは、これらの患者についても国内の感染例と同様に接触者の追跡を進めるとしている。

(張茗喧、陳偉婷/編集:楊千慧)


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