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  • 社会

ナショナルチーム参加企業を装いマスクを販売 責任者を拘束/台湾

2020/09/11 17:50
押収された未滅菌のマスクや不織布

押収された未滅菌のマスクや不織布

(台中中央社)台湾台中地方検察署は10日、有償配給制度用のマスクを製造する「ナショナルチーム」に参加する企業を装ってマスクを販売したとして、詐欺や私文書偽造などの疑いで工場責任者の男の身柄を拘束した。検察の調べによれば、男は偽造マスク約75万枚を契約先の薬局や卸売業者に納入し、約500万台湾元(約1810万円)の利益を不正に得ていたとみられている。

検察によれば、男は今年5月から、事情を知らない印刷会社に委託してナショナルチームの一社である「台湾優紙」を装ったマスク化粧箱を偽造。新北市汐止区に借りた工場に設置した生産ラインで家庭用マスクを大量に製造し、化粧箱には偽の医療機器認証番号を表示していた。偽造品は中部地域の各大手薬局や卸売業者に販売していたという。

捜査員は8日、北部や中部で男の自宅や工場を家宅捜索し、マスク製造機3台と未滅菌のマスク40万枚余り、原料の不織布などを押収した。

台湾では今月に入り、マスクを巡る不正事件が相次いで発覚している。ナショナルチームに参加する加利科技が配給用マスクに中国製を混入させていたことが明らかになったのに続き、10日には豪品国際実業が輸入品を「台湾製」と偽装して市場に流通させていたことが公表された。

(蘇木春/編集:名切千絵)


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