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  • 社会

撤去要請に苦肉の策 蒋介石像の周囲に緑化用フェンス 批判噴出/台湾

2020/09/08 19:03
万来小学校内の蒋介石像

万来小学校内の蒋介石像

(彰化中央社)中部・彰化県北斗鎮の万来小学校に設置されている蒋介石像が緑化用のフェンスで囲われ、インターネット上で物議を醸している。学校側はフェンスをすでに撤去した。

過去の権威主義的な統治の下で行われた人権侵害やその結果の真相究明などを目指す「移行期の正義」が進められている台湾。その推進を担う「行政院移行期正義促進委員会」は各学校に対し、権威主義の象徴とされる蒋介石像の撤去を求めている。

同校の陳彦龍校長によれば、同校の蒋介石像は1982年に民間の企業家によって寄贈されたもの。そのため学校側は、銅像を撤去するのは申し訳ないとの思いから、銅像の周りに鉄製のフェンスを設置して植物を這わせることで対応しようと考えた。だが、フェンスで銅像を囲った光景を写した写真がフェイスブックに投稿され、「銅像がケージに閉じ込められているみたいだ」などとして非難が噴出した。

同県政府教育処の担当者は銅像の周囲のフェンスについて、適切に処理するよう学校側に通知したとしている。

(呉哲豪/編集:名切千絵)


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