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台湾・嘉義で旧暦7月の伝統行事 地元守る「大士爺」開眼

2020/09/08 18:33
開眼された大士爺

開眼された大士爺

(嘉義中央社)南部・嘉義県民雄で8日、霊魂を弔う「普渡」の伝統行事が始まった。清朝時代に同地を守ったとして信仰を集める「大士爺」の開眼の儀式が午前5時に執り行われた。紙でできており、最終日の10日深夜に燃やして天にささげる。翁章梁県長は大士爺が「良くないものを持ち去ってくれる」として参拝に来るよう人々に呼び掛けた。

霊魂が現世に戻ってくるとされる旧暦7月。同県文化観光局によれば、同地では清朝時代、旧暦7月になるたびに不吉なことに悩まされていたが、ある時、口から火を吹く大柄な鬼が姿を現し、これを鎮めた。観音菩薩が姿を変えて出現したと信じられるようになり、毎年、これを祭る大士爺廟で伝統行事が催されている。

同局は、中国大陸から台湾に渡ってきた先人たちが厳しい環境と戦ってきた歴史が反映されている文化だとしており、台湾人の無縁仏に対する人情味も感じられると紹介している。

(蔡智明/編集:楊千慧)


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