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  • 社会

台湾、海外患者受け入れへ コロナで治療中断に「人道的配慮」 中国も対象

2020/07/23 14:52
陳衛生福利部長=中央感染症指揮センター

陳衛生福利部長=中央感染症指揮センター

(台北中央社)台湾は8月から、新型コロナウイルスの影響で入境できず、治療の中断を余儀なくされた海外の患者の受け入れを開始する。中央感染症指揮センターが22日発表した。中国やマカオ、香港からも受け入れる。同センターの指揮を執る陳時中(ちんじちゅう)衛生福利部長(保健相)は、人道的配慮だと説明した。

新型コロナの陽性患者のほか、美容医療や健康診断など緊急性が低いものは対象外とする。衛生福利部(保健省)からの許可が必要で、申請には、医療保険証明や治療計画書などを医療機関を通じて提出することが求められる。

渡航の際には、搭乗前3営業日以内に実施したPCR検査の英語の陰性証明を空港で提示する。3親等以内の親族や医療関係者などの付き添いも一定数認める。1回の申請につき、滞在期間は3カ月を上限とし、計画書の内容によって滞在を認める期間を判断する。

台湾への到着後は、14日間の外出禁止が課され、隔離後のウイルス検査で陰性となれば治療を受け始めることができる。緊急を要する患者の場合は、そのまま入院して検査を受け、陰性であれば治療開始とする。かかる費用は患者の自己負担。

台湾は3月19日以降、中華民国国民以外の入国を制限してきた。陳部長は、台湾の感染状況が落ち着いていることに触れた上で、医療体制にはまだ余裕があると言及。今回の措置では国籍を問わずに申請できるとし、同部が治療の必要性や感染リスクなどに基づき案件ごとに審査を行うとの方針を示した。

(陳偉婷、張茗喧/編集:楊千慧)


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