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  • 社会

双連朝市、立ち退きで対立の露天商と台北市が合意 整備加速へ/台湾

2020/07/22 16:34
双連朝市の露天商=台北市市場処提供

双連朝市の露天商=台北市市場処提供

(台北中央社)台北市の双連朝市周辺一帯の整備を巡り、立ち退きを求められた露天商と市が対立していた問題で、同市市場処は20日、露天商の代表から理解が得られたとした。黄珊珊副市長は、整備を加速させる方針。市と市場の自治会は共に、整備後は清潔で安全な市場を目指すとしている。

台北メトロ(MRT)双連駅から延びるように、道の両側に店が立ち並んでいた双連朝市。発端となったのは、双連朝市に隣接する帯状公園の改修事業だった。工事が始まる7月から公園に仮囲いを設置することなどを理由に、市は公園沿いで営業していた露天商に立ち退きを求めた。露天商はこれに反発し、営業が継続できるよう、区間ごとに時期を分けて工事を進めるよう要求した。

ただ、同処によれば、露天商の多くは営業許可を持たないまま、長年にわたって同地を占拠。火災が起きた場合に消防車が通過できる道路幅を確保するためにも、公園の向かい側のみで営業するよう、今年4月から露天商を説得してきた。しかし、向かい側で営業するための賃料が高額であるのに加え、新型コロナウイルスの影響で苦境に立たされていた露天商も多く、反発は強まった。

17日には黄副市長が自ら足を運び、露天商への説明に当たった。工事の間は市内の別の市場での出店を申請できること、工事の後にはまた双連に戻って市の計画にのっとった営業が可能になることを伝えた。黄副市長は20日、再び市場に姿を現し、工事期間中、公園側での営業の継続は安全性に問題があること、区間を分けての施工はかえって工期を長引かせてしまうことなどを説明した。

市場の業者でつくる自治会は、工事期間中に他の場所に移るよう露天商に求めるなら、調整に十分な時間を与えるよう市に要請。両側の露天商が平等に、長期的な計画の下で管理されることを願うとの立場を示した。

(黄麗芸、陳怡璇、郭建伸/編集:楊千慧)


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