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  • 社会

台湾産グアバの新品種「珍翠」 主流品種を上回る甘さと酸味が特長

2020/06/20 11:11
グアバの新品種「珍翠」をPRする高雄区農業改良場の関係者ら

グアバの新品種「珍翠」をPRする高雄区農業改良場の関係者ら

(台北中央社)農業委員会高雄区農業改良場は19日、台湾の特産フルーツ、グアバの新品種「高雄2号-珍翠」をお披露目した。主流品種の「珍珠」が持つ欠点を克服した期待の星で、今夏から市場に流通する。

戴順発場長によると、台湾のグアバは熱帯アメリカ原産の品種を改良したもので、栽培面積は7500ヘクタール、年間生産額は50億台湾元(約180億円)に上る。このうち珍珠は、95%以上のシェアを占める。

研究助手の朱堉君さんによれば、珍珠の欠点は夏場の味わい。冬場は朝晩の気温差が大きく成長に時間がかかるが、その半面甘味は強くなる。一方、本来の収穫期である6~8月には果肉が薄くなり、風味が落ちる。このため、この欠点を克服した新品種の育成に向けた取り組みが始められた。開発から命名、品種登録、技術移転に至るまで10年を要したという。

珍翠は、夏でも果肉は珍珠より20%厚く、糖度も1~2度高い上に酸味も十分で、生産量も安定している。国内販売価格は8~10個入り1000台湾元(約3600円)。香港へも輸出される予定。生産農家は、来年には旧正月の贈答品市場に進出したいと語り、地元農家との連携による生産・販売規模拡大に期待を示した。

(楊淑閔/編集:塚越西穂)


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