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  • 社会

日本時代生まれ、客家文学の重鎮が死去=鍾肇政さん、95歳/台湾

2020/05/17 15:09
客家文学の重鎮、鍾肇政さん
=文化部提供、撮影:林柏[木梁]

客家文学の重鎮、鍾肇政さん =文化部提供、撮影:林柏[木梁]

(台北中央社)客家文学の重鎮として知られ、多くの作品を生み出した鍾肇政さんが16日夜、北部・桃園市内の自宅で亡くなった。95歳。蔡英文総統をはじめ、各界から哀悼の声が相次いでいる。

日本統治時代の1925年に漢民族・客家の家に生まれた鍾さん。中国語を本格的に学び始めたのは日本による統治が終了した戦後になってからだった。初期の作品は日本語で書いてから中国語に翻訳する方法が取られたという。徐々に中国語で構想、創作ができるようになり、日本統治時代をテーマにした「台湾人三部曲」など長編も多数手掛けた。その傍ら、台湾の作家を集め出版物を創刊するなど、台湾人作家の育成や交流促進にも力を注ぎ、台湾文学の発展に大きく寄与した。

蔡英文総統はフェイスブックで戦後、台湾の作家が言語的な困難に直面したことに言及し、鍾さんが創刊させた出版物によって台湾の作家たちは「創作の原動力を得た」と貢献をたたえた。客家委員会は鍾さんが「台湾で最も創作力が旺盛な文学家」だったと惜しんだ。

(蘇龍麒、呉睿騏/編集:楊千慧)


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