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  • 社会

台湾産花き、貸切貨物便で日本に出発 シェア確保目指す

2020/05/12 17:28
台湾産の花きが入った荷物=農業委員会提供

台湾産の花きが入った荷物=農業委員会提供

(台北中央社)日本向けに輸出する台湾産花き約20トンを載せた貸切貨物便の初便が12日、桃園空港(桃園市)を出発した。新型コロナウイルスの影響で打撃を受ける国内の花き業者を支援しようと、行政院(内閣)農業委員会がチャイナエアライン(中華航空)に協力を要請し、運航が実現した。農業委の陳吉仲主任委員(閣僚)は出発式で、貸切便での花きの日本向け空輸は台湾史上初だとし、国際市場のシェア確保に意欲を見せた。

農業委の統計によれば、昨年の国産花きの輸出額は約2億1873万米ドル(約235億円)で、そのうち対日輸出が7146万ドル(約76億8000万円)を占める。だが、新型コロナの影響で日本からの花きの注文量や価格は大きく下がり、切り花の主要輸出品目であるオンシジュームは受注量、価格共に通常の3、4割程度にまで落ち込んだ。台湾区花き輸出業同業公会(同業組合)の林欽勝理事長によると、業者は輸送費の値上げや貨物スペースの確保難航などで苦境に立たされていたという。

今回輸出したのは、コチョウランやオンシジュームなどの切り花のほか、ランの種苗。輸出業者8社が参加した。

貸切便は毎週固定のダイヤで運航し、成田空港に向けて花きを運ぶ。輸送費の半分以上を農業委が負担し、生産にかかる費用の20%を補助する。貸切便の運航期間は6月末まで。陳主任委員は、今後は同じ形式でマンゴーや玉荷包ライチなど高品質の果物を輸出する可能性もあると説明した。

(楊淑閔/編集:名切千絵)


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