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  • 社会

指揮官にコーヒーを コロナ対策本部に1万杯分差し入れ/台湾

2020/03/20 11:40
中央感染症指揮センターに寄付されるコーヒー=李明杰さん提供

中央感染症指揮センターに寄付されるコーヒー=李明杰さん提供

(南投中央社)中部の主要コーヒー産地、南投県国姓郷のコーヒー生産者、李明杰さんが、新型コロナウイルス感染防止に取り組む防疫関係者に1万杯分のドリップバッグコーヒーを寄付する。多忙を極める中央感染症指揮センターの指揮官、陳時中衛生福利部長(保健相)らに飲んでもらい、元気を取り戻してほしいとしている。

コーヒー産業は、同県西部を震源とした1999年の台湾大地震で甚大な被害を受けた同郷の復興を支えてきた。それまでビンロウなどを栽培していた多くの住民がコーヒー農家に転向し、コーヒーで地元を盛り立てた。震災を機に自身もコーヒー豆の加工・焙煎(ばいせん)の道を歩むようになったという李さんは、事業に成功した今、日夜奔走する医療関係者の苦労をねぎらい、感謝を伝えたいと寄付を決めた。

コーヒーは李さんが19日に5000袋を台北にある中央感染症指揮センターに届けた。残りの5000袋は同センターが指定する医療機関などに配達する予定。郷内のほかのコーヒー農家も李さんの考えに賛同しており、数量はもっと増える見通しだという。

陳指揮官は、台湾における感染状況などを説明する記者会見に1月26日から連日で出席し続けており、その実直で熱心な働きぶりが称賛を浴びる一方、過労を心配する声も上がっている。

(蕭博陽/編集:塚越西穂)


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