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  • 社会

集団感染クルーズ船の台湾人 体調崩す高齢者 家族の不安募る

2020/02/12 15:02
10日夜、ウイルス検査を受ける80代の台湾人男性=読者提供

10日夜、ウイルス検査を受ける80代の台湾人男性=読者提供

(東京中央社)新型コロナウイルスの集団感染対策で横浜港に停泊しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に待機する20人余りの台湾人の中には、喀血(かっけつ)や鼻血などの症状を訴えている80代の男性がおり、家族の不安が募っている。

10日に中央社の電話取材を受けた男性の息子は、高齢の父親にウイルス検査を実施してほしいと訴えていた。11日、再度中央社の取材に応じ、父親は10日夜にウイルス検査を受けることができ、現在は結果待ちと報告。11日には数度鼻血を出したが、医療スタッフとのやりとりでは言葉の壁や、発熱している人が優先に治療される現況に直面。このような状況下、高齢者だけでも下船させたいという思いを募らせ、台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)にメールなどで要望を伝えている。

同船に乗り合わせている台湾人は乗客約20人、乗員2人。同処は現在、日本側との連絡窓口となる対策チームを設け、台湾人を台湾に移送する可能性について日本の外務省に打診中。日本側からは「医療機関や各国の在日公館などと交渉中」との回答があったと説明し、引き続き密に連絡を取り合うとしている。

(楊明珠/編集:塚越西穂)


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