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  • 社会

球体のショッピングモール・京華城 月末で18年の歴史に幕/台湾

2019/11/28 19:21
ショッピングモール・京華城

ショッピングモール・京華城

(台北中央社)球体型の建築が特徴的な台北市のショッピングモール、京華城が30日に閉店する。地上の建物は来年初めに解体され、オフィスビルに生まれ変わる予定。

京華城は、台湾で最も古い鉄鋼メーカー「唐栄鉄工廠」の工場跡地を利用して2001年に開業。ベテラン職員が中央社に語ったところによれば、日本と韓国でサッカーのワールドカップが開催された02年には、球体の建物をサッカーボール柄のシートで包み、試合のライブ中継パーティーを催して大きな反響を呼んだ。当時の台湾では、スポーツの試合をこのような形で楽しむことが画期的だったという。その後もテレビ局と提携して野球の国際大会や台湾選手が出場する米大リーグの試合などを中継してきた。だが、04年に台北101が竣工した信義エリアが急速に発展する一方で、同エリアと少し距離がある京華城周辺はその流れに乗れず、業績不振が続いていた。

京華城の開発・運営を手掛けた威京グループ(台北市)は改善策を模索してきたが、最終的に売却を決意。国際競争入札が開始され、今年9月、4度目にして同グループ傘下の企業が約372億台湾元(約1335億円)で落札した。地上階は全て解体されるが、地下階の壁や底版は再利用されるという。新しいビルは2023年竣工予定。

京華城では現在、閉店セールが催されており、最後の姿をカメラに収める人々の姿も目立つ。4階広場では、開業以来18年の歩みを振り返る特別展も開かれている。

(呉柏緯/編集:塚越西穂)


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