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  • 社会

中正紀念堂そばの市場が閉場 建て替えで仮移転/台湾

2019/10/07 15:50
台北市の有名な市場「南門市場」(手前右)

台北市の有名な市場「南門市場」(手前右)

(台北中央社)台北市の有名市場「南門市場」が6日夜、建て替えのため、現建物での営業を終えた。現在地は複合ビルに生まれ変わり、新市場はその一部フロアに入居する。新市場のオープンまでは近くの仮設市場で営業を行う。新市場へは2022年10月に移る見通し。

観光名所、中正紀念堂のそばに位置する同市場は1981年に現在地での営業を開始。中国各地の料理を扱う惣菜店や乾物店、生鮮食品店などが並び、グルメを楽しんだり、旧正月前の買い出しを行ったりする市場として、市民だけでなく、政財界の要人にも親しまれていた。

建て替えは、建物が現行の耐震基準を満たしていなかったのが一因。市は2016年、中正紀念堂駅を起点とする台北メトロ(MRT)の新路線、万大線の建設計画に合わせ、ビル建て替えと市場移転計画に着手した。

仮設市場は現在地から約500メートル離れた場所に設置され、17日に試験営業を開始する。

市の担当者によれば、新ビルは地下5階、地上12階建てで、地下2階から2階までのフロアが新市場になるという。市場の上部の階には行政機関が入居し、地下3~5階は駐車場として利用する計画。中正紀念堂駅と地下通路で直結し、市場の活性化を図る。完成は2023年2月を予定。現建物は今年12月に取り壊される見通し。

同市場では5、6日、閉場前の謝恩セールが行われ、有名店の前には長蛇の列ができるなど、多くの買い物客でごった返した。南門市場自治会の王銓国会長は6日夜のセレモニーで、「南門市場は永遠にある。3年後、必ず戻ってくる」と力強く語った。

(劉建邦、梁珮綺/編集:名切千絵)


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