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  • 社会

日本出身のピアニスト、「新台湾人」として国歌斉唱をリード=双十国慶節

2019/10/05 15:58
英国出身のエドモンド・ライデン輔仁大副教授(左)と藤田梓さん

英国出身のエドモンド・ライデン輔仁大副教授(左)と藤田梓さん

(台北中央社)今年6月に中華民国籍を取得したばかりのピアニスト、藤田梓さんが、10日の双十国慶節祝賀式典で、台湾に帰化した「新住民」の一人として国歌斉唱をリードする。国慶準備委員会が5日に発表した。

藤田さんは1934年生まれ。大阪音楽大学卒業後、欧州に留学し、ピアニストとしての道を歩み始めた。60年に台湾で開いたリサイタルで台湾人音楽家、トウ昌国さんと知り合い、翌61年に結婚。以来台湾を拠点にピアニストとして活躍するかたわら、後進の育成にも尽力した。各地の教育機関で教鞭を執り、優秀な人材を輩出したほか、85年には基金会を設立し、ショパン国際ピアノコンクールに参加できる新人を発掘するピアノコンクールを多数開催した。台湾での活動は50年を超えており、中華民国籍取得は念願だったという。(トウ=登におおざと)

国歌斉唱をリードするのは藤田さんのほか、英国出身のエドモンド・ライデン輔仁大副教授、東南アジア出身の女性30人。同委は、異なるルーツを持つ人々が共に歌うことで、さまざまな価値観を尊重する台湾の精神を伝えたいとしている。

(范正祥/編集:塚越西穂)


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