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  • 社会

震災後から続く日台キッズラグビー交流 復興スタジアムで元気にプレー

2019/09/05 12:50
釜石キッズラグビー国際交流プログラムに参加した台湾や日本、フィジーの子どもたち

釜石キッズラグビー国際交流プログラムに参加した台湾や日本、フィジーの子どもたち

(東京 5日 中央社)台湾の小学生が先月中旬に岩手県釜石市を訪れ、日本やフィジーの子どもたちとラグビーを通じて交流した。東日本大震災で被災した子どもたちを元気づけようと2012年に台湾で始まった日台間のキッズラグビー交流。今年は、震災からの復興のシンボルであり、今月20日に開幕するラグビー・ワールドカップ(W杯)の会場の一つでもある「釜石鵜住居復興スタジアム」で、タックルの代わりに腰に付けたタグを奪う「タグラグビー」の交流試合が行われ、子どもたちは汗にまみれながらも元気にプレーを楽しんだ。

交流は、釜石キッズラグビー国際交流プログラム「KAMAISHI KIDS TRY」として8月17、18両日にわたって行われ、台北市太平小学校の児童12人を含む小学4~6年生計30人が参加。タグラグビー交流のほか、釜石市について学んだり、菓子作りをしたりして親睦を深めた。

18日の開会式であいさつした野田武則釜石市長は、同スタジアムが東日本大震災発生時、児童・生徒約600人が高台避難して全員無事だった小中学校の跡地に建てられたことに言及し、この場所でラガーマンが全力を尽くすことが「子どもたちにとって大きな経験になる」と激励。スタジアムについても「命の大切さを伝える教訓の場所として、そして人と人とのつながり、絆が非常に大切なものであるということを確信できる場所にしていきたい」とその特別な役割に期待を示した。

台湾から参加した太平小の簡秉翔くんは、日本やフィジーの子どもたちからさまざまな動きを学べたと話し、帰国後は教わったことを参考にして一生懸命練習したいと意気込んだ。李彦寰くんは、たくさんの友達やコーチと知り合えて実り多かったと喜んだほか、釜石での思い出として、滞在中に食べたうどんやエビ天が美味しかったと振り返った。

日台キッズラグビー交流は、台湾在住の日本人が結成するラグビー同好会などが2012年、岩手県の少年ラグビースクール所属の小学生を台湾に招待し、地元の少年チームと交流試合を行ったのが始まり。14年、17年にも実施された。釜石市に本格的なスタジアムが落成した18年には釜石市側が台湾を招待し、台湾や日本、オーストラリアの子どもたちが交流した。

(楊明珠/編集:塚越西穂)


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