Menu 戻る
  • 社会

台湾、京都開催の国際博物館会議に出展へ 「博物の島」がテーマ

2019/08/31 11:28
記者会見に臨む中華民国博物館学会の蕭宗煌理事長(右から2人目)や国立台湾博物館の洪世佑館長(左から2人目)ら

記者会見に臨む中華民国博物館学会の蕭宗煌理事長(右から2人目)や国立台湾博物館の洪世佑館長(左から2人目)ら

(台北 31日 中央社)海外の博物館との連携や学術交流を目指す台湾の非営利団体「中華民国博物館学会」が、京都市で9月初旬に開催される国際博物館会議(ICOM)世界大会のプログラム「ミュージアム・フェア」に出展し、台湾の博物館による人権などの社会問題や環境への取り組みの成果をアピールする。同会によると、今回の参加人数や発表論文数はいずれも過去最多。

ICOMは世界の博物館関係者が加入する国際的非政府組織(NGO)。世界大会は3年に1度開かれており、日本での開催は初めて。25回目となる今年は、世界141の国・地域から3000人を超す博物館の専門家が集う。大会期間は9月1~7日で、基調講演や全体会合、パネルディスカッションなども行われる。ミュージアム・フェアは同2~4日の日程で実施される。

同会は30日、台北市内で記者会見を開いた。蕭宗煌理事長によれば、台湾で同大会に参加した人はこれまで毎回30人前後、発表した論文は10編程度。これに対し今回は参加者が100人を上回り、論文も60編以上に上るという。展示の企画を担当した国立台湾博物館(台北市)の洪世佑館長も、台湾から出展するブースは近年最多だと述べ、台湾の博物館の発展と多元性の表れと喜びを示した。

同会のブースでは「博物之島」(Taiwan:A Living Museum)をテーマに、「持続可能な環境」「人権と正義」「包摂的な社会と多元的な文化」「共同体や市民の社会参画」に焦点を当てた展示が行われる。

このほか、国立故宮博物院(台北市)もブースを設け、8K映像やVR(仮想現実)、AR(拡張現実)技術を駆使して中華文化の粋を紹介する。

(洪健倫/編集:塚越西穂)


Share on Facebook  Share on plurk  Share on twitter  Share by email  Share on LINE
Top