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  • 社会

台北帝大の博士学位記第1号、古巣へ 日本人取得者の義孫が台湾大に寄贈

2019/07/30 17:06
池田真行・富山大副学長(左)から牧高治さんの博士学位記を贈られる陳銘憲・台湾大副学長(中央)=台湾大提供

池田真行・富山大副学長(左)から牧高治さんの博士学位記を贈られる陳銘憲・台湾大副学長(中央)=台湾大提供

(台北 30日 中央社)日本統治時代の台北帝国大時代に日本人男性に授与された博士学位記第1号がこのほど、同大後身の台湾大(台北市)に寄贈された。取得者の義孫である池田真行・富山大副学長が台湾大を訪れ、学位記を陳銘憲副学長に手渡した。台湾大が30日、報道資料で明らかにした。

台湾大によると、池田さんの義祖父の牧高治さんは1930年4月に台北帝大理農学部に入学。学士号取得後はさらに同大大学院に進み、1938年9月に同大第1号の博士号を授与された。牧さんは昆虫の胸部筋肉系に関する研究で理学博士の学位を取得した。

池田さんは、義祖父には台湾大と台湾に深い縁があるとし、今回の寄贈にはとりわけ意義があると語ったという。

台湾大は返礼品として、牧さんの在学時の学籍資料や成績表を池田さんに渡した。

牧さんの学位記原本は台湾大図書館に収蔵され、その複本は同大校史館で開催中の創立90周年特別展で展示されている。今後は校史館の常設展で長期的に展示する予定だという。

(許秩維/編集:名切千絵)


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