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  • 社会

同性婚届け出予約、119組が申し込み 台湾12県市で受け付け

2019/04/29 19:52
ストックフォトサイト「Unsplash」より

ストックフォトサイト「Unsplash」より

(台北 29日 中央社)来月24日に同性婚が合法となるのを前に、台湾の12の県市では5月24日当日の届け出提出について予約を受け付けている。中央通訊社の調べでは、29日正午までに予約申し込みを済ませたカップルは台湾全土で少なくとも119組に上っている。

台湾では2017年5月24日、同性婚を認めない現行の法令を「違憲」だとする判断を憲法裁判所に相当する司法院大法官会議が下し、2年以内の法改正を政府に要請。政府は、民法以外の形式で同性カップルの権利を保障する案が昨年11月の国民投票で賛成多数で可決されたのを受け、特別法制定の方針で動いているが、来月24日までに特別法が成立しなかった場合、同性の2人は民法の規定に従って結婚の届け出を提出できるようになる。

県市別で予約件数が最も多いのは台北市の83組で、内訳は男性28組、女性55組。外国人も一部含まれる。次いで台南市25組、新北市11組となっている。桃園市、台中市、新竹県、新竹市、彰化県、嘉義市、嘉義県、金門県、連江県の9県市でも予約を受け付けているが、現時点で申し込みはないという。

同性婚に関する特別法を巡っては、政府が18歳以上の同性カップルの婚姻成立を認める特別法「司法院釈字第748号解釈施行法案」を閣議決定した一方、同法案が民法にほぼ準じるのに反発する同性婚反対派団体が政府案に対抗して「公投第12案施行法案」を作成。野党・国民党議員によって立法院院会(国会本会議)の議案として提出された。同法案は同性同士の結びつきを「家族関係」と定義し、「婚姻」の言葉を排除している。両法案は来月2日に立法院司法及法制委員会で併せて協議される。

(游凱翔/編集:名切千絵)


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