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  • 社会

台湾の漆芸家、彭坤炎さんに農林水産大臣賞

2019/02/08 13:23
第26回「日本の文化を担う・漆の美展」で農林水産大臣賞に輝いた彭坤炎さんの作品「潮音」=本人提供

第26回「日本の文化を担う・漆の美展」で農林水産大臣賞に輝いた彭坤炎さんの作品「潮音」=本人提供

(東京 8日 中央社)台湾の漆芸家、彭坤炎さんが第26回「日本の文化を担う・漆の美展」で農林水産大臣賞を受賞した。表彰式が7日、東京都内で行われ、彭さんは、日本の伝統ある漆芸展に外国人として出品でき、受賞までできてより光栄に思うと喜びを語った。

彭さんは1997年から同展に出展しており、大きな賞を獲得するのは3度目。2011年に林野庁長官賞に輝くなど、同展初の外国人受賞者となった。木材や布を一切使わず、粘土状に調合した漆を一層一層重ねて成形する独特の創作スタイルを持つ。

今回の受賞作品「潮音」は天然の漆を使用。楕円(だえん)の形状で舞い上がる波しぶきを表しつつ、中央のへこみの何層にも重なった漆で海の豊かな表情を表現した。故郷である北部・新竹の海をイメージしたという。

彭さんは日展(日本美術展覧会)など他の大型展への出展を目指す考えを示した。漆芸を通じて台湾と日本の交流を促進したいとしている。

(楊明珠/編集:楊千慧)


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