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  • 社会

台湾大新学長が就任「全力で任に当たる」 式典では抗議の声も

2019/01/08 16:26
台湾大学長に就任した管中閔氏(右)

台湾大学長に就任した管中閔氏(右)

(台北 8日 中央社)管中閔・中央研究院院士が8日、台湾大学長に就任した。同大の学長人事をめぐっては、選出過程の不透明さや管氏に関する様々な疑惑が指摘され、教育部(教育省)は約1年にわたって管氏の就任の承認を見合わせていたが、先月下旬「やむなく承認する」と発表した。管氏は8日の就任式典で「全力で任に当たる」と述べた。

管氏は国民党・馬英九前政権下での閣僚経験者。同大の学長選考委員会は昨年1月、管氏を次期学長として選出したが、管氏に論文の盗用疑惑、中国の大学での兼職疑惑などが浮上し、教育部が承認を見合わせていた。同部と同大の間で対立が深まり、教育部長が相次いで辞任。今年7月中旬、葉俊栄氏が教育部長に就任し、学長人事の解決を最重要課題として取り組んでいた。先月24日、管氏の就任を承認すると、与党・民進党から強い反発を受け、翌25日に教育部長を辞任した。

同大は8日、学内に常駐する警察隊を早朝から就任式典の会場周辺に配備し、会場へは入場人数の制限をかけた。式典の際、場内では管氏の就任に反対する人や支持する人がそれぞれ声を上げるなどした。会場の外では、反対派の卒業生らが同大のシンボルとされる鐘の下に集まり、抗議活動を行った。このほか、10人余りの学者が管氏の就任の承認を取り消すよう政府に求める書簡に署名を寄せているという。

(許秩維、陳至中/編集:楊千慧)


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