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  • 社会

中国に程近い金門島に豚の死骸漂着、豚コレラ感染懸念/台湾

2019/01/01 17:06
豚の死骸の発見現場=金門岸巡隊提供

豚の死骸の発見現場=金門岸巡隊提供

(金門 1日 中央社)中国に程近い離島・金門島で先月31日、一頭の豚の死骸が島東部の砂浜に打ち上げられているのが見つかった。海洋委員会海巡署(海上保安庁に相当)金馬澎分署の職員が発見した。死後3日以上が経過しているとみられるが、死因は不明。中国で猛威を振るう「アフリカ豚コレラ」(ASF)に感染している可能性も懸念される。金門県動植物防疫所は、あくまでも単発事例だとの見方を示し、島民に動揺しないよう呼び掛けた。

豚は全長約170センチ、高さ60センチ、重さ約70キロ。発見現場は即刻封鎖、消毒され、死骸は防疫所に運ばれた。ASF感染の有無を確認するため、豚のリンパ節や扁桃、脾臓(ひぞう)、腎臓などから採取した検体が行政院(内閣)農業委員会家畜衛生試験所に送られる。豚の流出元についても調査を進める。

金門県は長年、目と鼻の先にある中国からの漂着ごみが後を絶たない。海岸沿いには毎年のように豚の死骸が流れ着いており、これまでは現場を消毒し、埋葬するのが一般的だったという。同所の文水成所長は、ASF清浄国の台湾がウイルスの侵入を許せば国家の経済発展にも影響が出るとして、今まで以上に慎重に対処する姿勢を示している。また、中国と金門を往復する人々に対し、中国での畜産場見学を控えるよう求めたほか、いかなる畜産物も金門に持ち込まないよう注意を促した。

(黄慧敏/編集:塚越西穂)


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