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昭和初めの郵便局、水中文化遺産の研究拠点に/台湾

2018/12/27 15:49
水中文化遺産の研究拠点として生まれ変わった昭和初めの郵便局

水中文化遺産の研究拠点として生まれ変わった昭和初めの郵便局

(澎湖 27日 中央社)離島・澎湖に日本統治時代から残る「澎湖郵便局」が水中文化遺産の研究拠点「澎湖水中考古学ステーション」(澎湖水下考古工作站)に生まれ変わり、26日に開館セレモニーが行われた。開館に合わせ、澎湖の沖合に眠る旧日本陸軍の貨物船など4隻の沈没船から見つかった文化財に関する企画展を開催し、歴史を来館者に伝える。

馬公市内に位置する澎湖郵便局は、日本統治時代の1926(昭和元)年に建てられた「媽宮郵便局」を前身とする。郵政・電気通信業務を扱っており、72年に郵便局が移転して通信機能が残されたが、後に通信機関も転居して無人となった。2002年に澎湖県の歴史的建造物に登録され、同県政府文化局が文化部(文化省)文化資産局の委託を受け、13年から再利用に乗り出していた。

企画展では、旧日本陸軍の貨物船「山藤丸」のほか、日清戦争に参戦した清国広東艦隊の巡洋艦「広丙艦」、1892年に上海から欧州に向かう途中に台風で沈んだ英国の商船「S.S.Bokhara」、1995年に発見された詳細不明の沈没船「将軍一号(仮称)」などから見つかった文化財が紹介される。来年11月末まで。

文化部文化資産局の施国隆局長によると、同局が台湾周辺海域における本格的な水中文化遺産の調査を始めた2003年から今年9月までに、澎湖沖合の87カ所から沈没船や遺構が見つかっている。

(編集:塚越西穂)


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