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ビンロウ愛好家の割合、年々減少 リスク認知度は低下/台湾

2018/12/04 12:03
ビンロウ撲滅を周知するための絵コンテの応募作品=衛生福利部提供

ビンロウ撲滅を周知するための絵コンテの応募作品=衛生福利部提供

(台北 4日 中央社)口腔がんのリスクを高めるとされるビンロウを噛む習慣を持つ18歳以上の男性の割合は減少の一途をたどっている。「ビンロウ撲滅の日」の3日、ビンロウによる健康被害防止を目指す民間団体が発表した調査結果によると、ビンロウを噛む成人の割合は2017年の統計で6.1%にまで下がった。一方で、リスク認知度は5割強にとどまり、前年より4ポイント以上低下した。団体はリスク認知度の向上に努めるべきだと警鐘を鳴らした。

衛生福利部(保健省)国民健康署の統計によると、台湾の18歳以上の成人男性で、直近6カ月以内にビンロウを噛んだ人の割合は、行政院(内閣)が12月3日をビンロウ撲滅の日に制定した2007年の17.2%から年々減少している。

社会団体と専門家でつくる「ビンロウ撲滅・口腔がん予防聯盟」は2010年から毎年、県市別の口腔がん予防力調査を実施。今年は初めて全22県市が参加した。2017年の成人のビンロウ愛好家割合、口腔がん発生率、死亡率はいずれも減少し、県市別では18県市で愛好家割合が下がった。だが、リスク認知度は51.2%で、前年の55.9%より低かった。

衛生福利部の最新の統計によれば、2017年にがんで死亡した人のうち、部位別では口腔がんが5位だった。

ビンロウ噛みは国際がん研究機関(IARC)による発がん性分類で、「ヒトに対する発がん性がある」としてグループ1に指定されている。

(陳偉テイ/編集:名切千絵)


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