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  • 社会

台湾鉄道、選挙当日のダイヤの乱れ回避 乗務員手当てめぐる紛糾が解決

2018/11/23 14:34
投票のために本籍地に帰省する人であふれる台湾鉄道の駅のプラットホーム=資料写真

投票のために本籍地に帰省する人であふれる台湾鉄道の駅のプラットホーム=資料写真

(台北 23日 中央社)台湾鉄路管理局(台鉄)が列車運転士の特別手当を暫定的に取り消す方針を打ち出し、これに反発した運転士の労働組合が23日から完全週休二日制で勤務すると応酬、今後のダイヤへの影響が懸念される事態に発展した。台湾では24日に統一地方選挙を控えており、投票のために本籍地に帰省する人も多い。呉宏謀交通部長(交通相)は22日、関係者を集めた緊急会議を招集して手当ての支給継続を決定し、紛糾は解決した。

事の始まりは台鉄の社内文書。列車運転士が勤務地以外の場所で仮眠、待機する場合の手当てを暫定的に取り消す旨が通知された。理由については、公務員の給与について定めた規則では、各機関は行政院の承認なく報奨金や手当てなどを支給してはならないと決められており、列車運転士の手当てはこの手続きを踏んでいないとされた。

これに対し、列車運転士の労働組合「全国火車駕駛産業工会」は22日、手当ては従来ずっと続いてきたものだと反論。これまで毎月最多で36時間分の支給があり、取り消されれば職員一人当たりの月給が8000~1万台湾元(約2万9000~3万6000円)相当の減額になる計算だと訴え、交通部がこの問題を見過ごすのなら、労働基準法に基づいて完全週休二日制で勤務に当たるとしていた。

交通部は会議で、手続きの不備は補正すればよく、手当ての取り消しは適切ではなかったとし、制度の据え置きを決定。組合側も現行ダイヤに合わせた勤務に同意した。

(汪淑芬/編集:塚越西穂)


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