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  • 社会

日本統治時代の倉庫、移築完了 当時の様子伝える特別展開催/台湾

2018/11/01 11:51
旧倉庫の再生を喜ぶ台北市の柯文哲市長(手前左から2人目)や台湾三井物産の大橋悟会長(同右)ら

旧倉庫の再生を喜ぶ台北市の柯文哲市長(手前左から2人目)や台湾三井物産の大橋悟会長(同右)ら

(台北 1日 中央社)日本統治時代から残る台北市の歴史的建造物「三井倉庫」の移築が完了し、1日にオープンした。多目的スペースとされる2階部分では、建築当時の周辺の建物にスポットを当てた特別展が開催され、史料や文物約400点が公開されている。

1913(大正2)年に建てられたとされる同倉庫。れんがと木材を組み合わせた2階建てで、正面には三井物産のシンボルマークが刻まれている。台北駅西側の北門広場と周辺道路の整備計画に伴い、元の場所から約50メートル東に移築されることが2016年に決定し、工事が進められていた。

特別展の企画を手掛けた台北科技大学建築学科の張崑振副教授によれば、同展では、同倉庫建設当時の北門や郵便局、台北駅、鉄道整備が行われていた台北工場などの建物について紹介する。展示される史料の中には、三井物産が提供したものもある。

記念式典が10月31日に開催され、柯文哲市長や台湾三井物産の大橋悟董事長(会長)らが出席した。柯市長は、史料の提供について大橋董事長に感謝を伝えた。

同倉庫付近では昨年、桃園メトロ(MRT)空港線台北駅の供用が開始された。海外からの観光客を迎える入り口として歴史の息吹が感じられるエリアにしようと、市は周辺一帯の都市再生計画を進めている。昨年8月には国定古跡、北門を中心に据える北門広場の整備が完了。近くには、旧台湾総督府鉄道部庁舎など日本統治時代の建物が多く残されている。

(陳妍君/編集:楊千慧)


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