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  • 社会

建築家・隈研吾さん、台湾初の展覧会を台中で 屋外に大型作品も

2018/10/31 15:37
隈研吾さん=勤美璞真文化芸術基金会提供

隈研吾さん=勤美璞真文化芸術基金会提供

(台中 31日 中央社)建築家、隈研吾さんの展覧会が11月3日から中部・台中市の中心部にある勤美術館で始まる。隈さんが台湾で展覧会を開くのは初めて。

同美術館は、緑の遊歩道「草悟道」のそばにある。小学校だった場所を改装して造られた美術館で、校舎を再利用した展示スペースのほか、広々とした屋外でも作品の展示を行っている。同展は「隈研吾的材料公園」をテーマに、竹、木、紙、繊維などさまざまなマテリアルにスポットを当て、隈さんの世界各地の建築作品の模型など約40点を展示。中部・苗栗県の竹など台湾の素材を使った作品や、屋外に設置された大型の作品もある。

開幕に先駆け、29日、隈さんを招いての記者会見が同美術館で開催された。隈さんは、台中は緑豊かで、天気も心地よく、他の都市にはこのような緑はないと語る。同展が東京、上海に続いて3カ所目での開催となることに触れた上で、台中の緑に合わせて今回の展示のテーマを「材料公園」としたと話した。

同美術館は隈さんの設計で改築される予定で、同展では完成予想の模型を展示している。環境に溶け込むような「負ける建築」を提唱している隈さん。「勤美の森」をコンセプトに自然と建物の境界をなくし、草悟道周辺の環境を主役に据え、同地の芸術文化や生活との共生を目指す新たな美術館に生まれ変わらせる。隈さんによれば、自身の「負ける建築」を最も代表する作品になるという。

同展は12月30日まで。

(カク雪卿、鄭景ブン/編集:楊千慧)


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