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  • 社会

再生医療分野での日台交流促進目指すフォーラム、台北で

2018/10/30 18:52
台湾医界聯盟基金会の林世嘉執行長(右から5人目)らフォーラムの参加者たち

台湾医界聯盟基金会の林世嘉執行長(右から5人目)らフォーラムの参加者たち

(台北 30日 中央社)再生医療分野における日台交流を促進する「台日再生医療産業政策フォーラム」が30日、台北市内で開催され、双方の産官学の代表が参加した。主催の台湾医界聯盟基金会の林世嘉執行長は、台湾で再生医療技術が注目され始めたのは2015年に北部・新北市の複合レジャー施設で火災が発生した際、負傷者の治療に用いられた日本の細胞シートの作製技術が台湾の医学界に衝撃を与えたのがきっかけだったと述べ、再生医療分野で台湾を約15年リードする日本との親交を深め、より多くの患者を救いたいと意欲的に語った。

フォーラムで再生医療の産業化に向けた日本の政策について説明した経済産業省商務情報政策局商務・サービスグループ生物化学産業課の上村昌博課長は、台湾で関連のイノベーション産業を見学して規模の大きさを知ったと述べ、台湾は日本の力強いパートナーになるとの見方を示した。また、日本の経験が台湾の技術発展の役に立つことにも期待を示した。

台湾では先月6日、細胞治療などを扱う医療機関を管理するための「特定医療技術検査検驗医療機器施行或使用管理弁法」が成立し、来年1月1日から施行される。また、再生医療製品の商品化や製造過程の基準を定める「再生医療製剤管理条例草案」が年内に立法院(国会)を通過する見通し。これらの法制度が整えば、台湾も日本と同様、再生医療などの安全性確保などのルールを法律で定める国になるという。

(塚越西穂)


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