東洋のノーベル賞を目指して設立された「唐奨」で漢学賞を受賞した米ハーバード大学名誉教授のステファン・オーウェン氏が22日、台北市内で講演した。唐詩の研究に力を注ぎ、現存する杜甫の作品1400首を一人で英訳したオーウェン氏。取材陣から、平仄や押韻など、唐詩本来の持ち味を損なわない工夫について質問されると、「韓国や日本の学者が自国の言語で読み上げても全て美しい」と述べ、詩の美しさは音声や境地で、言語文化の制約にとらわれるべきではないとの見方を示した。
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