東洋のノーベル賞を目指して設立された「唐奨」の授賞式が21日、台北市で開催される。同市内の中正紀念堂では19日、世界各地から集った受賞者らを歓迎するレセプションが開かれた。同賞の創設者である台湾の企業家、尹衍リョウ氏はあいさつで「200年後の子孫が酸素を吸えなくなることが心配」と、近代化に伴う環境破壊への懸念を示した。同賞が永続的な発展、バイオ医薬、法治、漢学の4部門を設けたのは「世界の問題を解決」するためだと述べ、次世代のためにより良い世界が築かれることに期待を寄せた。(リョウ=木へんに梁)
お探しの記事は有効期限を過ぎており表示できません。
中央社の有料記事データベースをご利用ください。
※中央社フォーカス台湾に掲載の記事・写真・イラストの無断転載・利用を禁じます