台湾電力は4日未明、建設凍結中の台湾第4原子力発電所(新北市貢寮区)から燃料棒を搬出した。製造元の米国に輸送されるとみられる。核燃料の搬出により第4原発は今後、稼働されないことが確定し、38年間にわたって交わされてきた稼働の賛否をめぐる論争に終止符が打たれることになった。台湾電力は燃料棒の輸送の事実関係について、「国際規定によりコメントできない」としている。
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