台湾大学図書館(台北市)で10日から、日本統治時代に台湾各地を踏査した人類学者、伊能嘉矩(いのう かのり)の生涯を紹介する特別展「観風蹉タ」が開幕した。同館と伊能の故郷、岩手県の遠野市立博物館が所蔵する手書き資料や日記などが公開されるほか、地理情報システム(GIS)の応用で現在の地図に当時の伊能の足取りを重ね、台湾の今と昔を照らし合わせることができる。(タ=あしへんに它)
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