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  • 社会

日本統治時代の面影を記録した映像、インターネットで公開 台湾歴史博物館

2017/11/09 11:53
7日の記者会見に出席する(左から)国立台湾歴史博物館の王長華館長、洪維健監督

7日の記者会見に出席する(左から)国立台湾歴史博物館の王長華館長、洪維健監督

(台北 9日 中央社)日本統治時代から残る施設や建築物を記録した映像が、国立台湾歴史博物館(台南市)の映像データベースなどで公開されている。1923 年に皇太子裕仁親王(後の昭和天皇)が台湾行啓で訪問した場所もカメラに収められており、歴史に思いをはせることができる。

映像を撮影したのはドキュメンタリー監督の洪維健さん。2000年から15年をかけて台湾各地を回り、文化や歴史、人物インタビューなどをハイビジョンで撮影。映像が記録されたフィルムは280本に及ぶ。洪さんは2015年、撮影中に残した記録や詳細なナレーション原稿などと合わせ、フィルムを同博物館に寄贈した。同館は予算を投じ、フィルムをデジタル化。7日に記者会見を行い、映像資料の閲覧や利用をPRした。

洪さんは「日本統治時代にこの土地にもたらされたものをできる限り撮影したかった」と語る。映像には竹崎駅(嘉義県)や暖暖浄水場(基隆市)、日本人技師の八田与一ゆかりの烏山頭ダム(台南市)をはじめ、当時建てられた施設などが数多く記録されている。このほか、権威主義体制下の二・ 二八事件や白色テロにスポットを当てた映像もある。

映像は同館がインターネット上で無料公開している映像データベース「影音資料庫」で閲覧可能。同館の図書館でも視聴できる。

(鄭景ブン/編集:名切千絵)


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