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台北のこま犬破壊 元市議ら4人に実刑=士林地裁/台湾

2017/10/06 16:19
台北のこま犬破壊  元市議ら4人に実刑=士林地裁/台湾

(台北 6日 中央社)台北市の逸仙小学校前に設置されていたこま犬の石像2体が破壊された事件で、台湾士林地方法院(地裁)は5日、器物損壊罪で元台北市議の男ら2人に懲役5カ月、別の男2人に懲役4カ月の判決を言い渡した。

元台北市議の男ら2人は5月28日、かなづちでこま犬を破壊。通報を受けて駆け付けた警察官によってその場で逮捕された。同30日、破壊されたこま犬が何者かによって再び壊されているのが見つかり、後に元台北市議らとは別の男2人が犯行を認め、士林地検に送検されていた。

士林地裁によれば、元台北市議の男ら3人は石像を叩き壊したことは認めたものの、この行為は言論の自由の範囲内だとし、罪を否認。元台北市議の男はさらに、石像は日本政府が所有するもので、逸仙小が訴えを起こす権利はないと主張したという。

裁判官は、言論の自由に強暴な手段を用いる必要はなく、元台北市議の男らの行為は明らかに国が保障する言論の自由の最大の範疇を超えていると指摘。また、元台北市議の男ら2人が4月にも日本統治時代の水利技師、八田与一の銅像を破壊し、送検されていたことや破壊の過程をインターネット上で生中継した行動などに触れ、法治観念がひどくずれているのは明白だとした。

(蕭博文/編集:名切千絵)


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