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台湾のポテヒ劇団、「会いに行ける」人形で伝統芸能の魅力をアピール

2017/09/05 18:58
三昧堂提供

三昧堂提供

(嘉義 5日 中央社)台湾の伝統的人形劇、ポテヒ(布袋戯)を上演する三昧堂創意木偶団隊(嘉義市)は、公演後、観客に人形を手に取って操ってもらうのがポリシー。「会いに行ける」人形の親しみやすさを足掛かりに、伝統芸能の魅力を国内外に伝えている。

マーケティング責任者の厳仁鴻氏によると、同劇団はポテヒファンによるアマチュア劇団として結成され、メンバーの本業は大学教員、塾講師、美容師などさまざま。脚本や人形、道具などは全て自分たちでこなし、台湾各地で巡回公演を重ね知名度を上げてきた。人形の美しさには定評がある。

2015年、日本の「いいだ人形劇フェスタ」(長野県)に参加、台湾のポテヒ劇団としては初めて、飯田市川本喜八郎人形美術館で上演と展示を行った実績を持つ。

2016年からは交通部観光局の要請を受け、ドイツ、英国、日本、マレーシアなど海外の旅行展で台湾のポテヒ文化を紹介している。厳氏によると、人形はいつもスターのように取り囲まれるほどの人気ぶり。写真撮影や操作体験を楽しんでもらうことには、草の根外交としての役割もあるという。

同劇団は、海外のほか、毎年国内でチャリティー公演も行っている。3日には嘉義市内で行われた身体障害者とその家族向けのイベントで劇を披露した。集まったお年寄りや子どもたちは、日ごろ味わえない人形との触れ合いに興じ、顔をほころばせた。

(江俊亮/編集:塚越西穂)


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