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台湾、少子化が進行 出生数20万人割れか

2017/07/11 19:03
台湾、少子化が進行  出生数20万人割れか

(台北 11日 中央社)台湾婦産科医学会は11日、今年の出生数が20万人を割る恐れがあるとの予測を発表した。今年1~5月の月間出生数は前年より少なく、この傾向が続けば年間出生数は約18万人となり、最近10年で2番目に少ない出生数になるとして政府に対策を呼び掛けた。

同学会の黄閔照・秘書長は、今年3月の出生数が1万8000人に達した以外はどの月も1万5000人前後にとどまっており、前年と比べて1000~2000人少ないと指摘。産婦人科医師から今年の新生児は少ないとの声が上がっていることに触れ、「落ち込みは深刻だ」と警鐘を鳴らした。

内政部(内務省)の統計によれば、年間出生数は2010年に過去最低の約16万7000人を記録。2011年に約19万7000人、2012年に約22万9000人と回復が見られたが、2013年は約19万9000人と再び減少し、2014年以降は21万人前後となっている。

前衛生福利部長(衛生相)で少子化弁公室召集人の林奏延氏は、台湾の現在の出生率は1.16で世界で3番目に低いと指摘。少子化問題は深刻だとし、対策として公共の託児政策の改善、若者の給与の引き上げ、社会住宅の整備の3つの方向性を示した。

(張茗喧/編集:楊千慧)


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