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行政院報道官が辞任 牛肉麺巡る失言で/台湾

2020/11/16 15:20
丁怡銘氏

丁怡銘氏

(台北中央社)行政院(内閣)の丁怡銘(ていいめい)報道官が15日付で辞任した。来年1月から施行される米国産牛肉と輸入豚肉の規制緩和にからんで発した牛肉麺を巡る失言で、非難が噴出していた。

台湾は来年1月1日付で月齢30カ月以上の米国産牛肉と成長促進剤「ラクトパミン」を使用した豚肉の輸入を解禁する。これに関し、台北市の柯文哲市長は12 日の行政院院会(閣議)で、ラクトパミン入りの表示の義務化などを政府に提案した。この後の記者会見で丁氏は「台北市の牛肉麺コンテストの優勝店が使っているのはラクトパミン入り牛肉だ」といった内容の発言をし、国連の食品安全を満たせば安全性に問題はないと説明していた。

だが、この発言に対し、牛肉麺店などでつくる団体などが抗議。優勝店は同日、ラクトパミン未検出の証明書を公表し、行政院に謝罪を求めた。

丁氏は同日、フェイスブックを更新し、優勝店の店主に謝罪したほか、同僚にふるまうために牛肉麺100杯を注文したことを明らかにした。だが、丁氏が公開した注文票に行政院の統一編号(企業番号)が記載されていたため、経費に計上した疑いが浮上し、非難の声が高まった。

丁氏は15日、最近の騒動は野党による故意な政治的操作だと指摘。辞任の理由について、自身の報道官としての役割と仕事が政権運営にプラスに働くことが難しくなり、政権の政策推進の足を引っ張るのを避けるためだと説明した。

(余祥/編集:名切千絵)


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