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居留証の付番規則変更、来年1月開始 外国人居住者の不便を改善/台湾

2020/11/13 18:30
外国人居住者の新たなIDナンバーは、国民と同様、「アルファベット1文字+アラビア数字9文字」とする=移民署のウェブサイトから

外国人居住者の新たなIDナンバーは、国民と同様、「アルファベット1文字+アラビア数字9文字」とする=移民署のウェブサイトから

(台北中央社)台湾に居住する外国人に付与されるIDナンバー(外来人口統一証号)に来年1月から、国民身分証のIDナンバーと同一の付番規則が適用される。内政部(内務省)が13日までに公表した資料によれば、現行のIDナンバーは当面の間引き続き使用可能で、新規申請または更新、情報変更などの際に新番号に切り替えられる。IDナンバーの付番規則を国民と揃えることで、外国人居住者の暮らしやすさの改善を図る。

現行では国民身分証のIDナンバーが「アルファベット1文字+アラビア数字9文字」の組み合わせになっているのに対し、外国人居住者のIDナンバーは「アルファベット2文字+アラビア数字8文字」と付番規則が異なっている。このため、外国人がオンライン申請や電子商取引(EC)でIDナンバーの入力を求められた際、番号が弾かれてサービスを利用できない場合があり、不便が生じていた。

外国人居住者の新たなIDナンバーは、国民と同様、「アルファベット1文字+アラビア数字9文字」とする。新番号の切り替え申請は来年1月2日から開始される予定。2030年12月31日までを移行期間とし、2031年1月1日以降は現行の番号が使用できなくなる。

▽欧州商工会、外国人の待遇改善を政府に要望

外国人居住者のIDナンバーを巡っては、在台ヨーロッパ企業の代表機関、欧州在台商務協会(ECCT)がかねてから、付番規則の統一を政府に要望していた。

ECCTは11日、2021年の提言書を国家発展委員会の龔明鑫主任委員(閣僚)に提出。提言書には、IDナンバーの問題のほか、一部の県市で外国人高齢者や心身障害者が公共交通機関などで国民と同様の優遇を受けられない問題や、政府が景気刺激策として打ち出した「振興三倍券」から外国人が除外されたことなどの指摘が盛り込まれ、法改正や不平等な待遇の停止を求めた。

ECCTのフレディー・ホグランCEOは取材に対し、外国人の不平等な待遇について、お金の問題ではなく、感じ方や原則の問題だと言及。永久居留証を持つ外国人は、台湾に留まることを約束し、長年にわたり税金を納めているとし、「もしこの場所を自分の家だと感じることができないとすれば、自分の家はいったいどこにあるのか」と訴えた。

龔氏は、振興券の交付対象に永久居留証保持者が含まれるようになることを説明。IDナンバーの問題についても、内政部が来年から新規則を適用することに同意したと述べた。

(楊舒晴/編集:名切千絵)


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