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蔡総統、サプライチェーン再編の重要性を強調「安全と経済は不可分」/台湾

2020/09/08 13:13
蔡英文総統

蔡英文総統

(台北中央社)蔡英文(さいえいぶん)総統は8日、台北市内で開かれたアジア太平洋の安全保障に関するフォーラムに出席し、「安全と経済発展は不可分」だとして、理念が近い国家が共同でサプライチェーン(供給網)を再構築することの重要性を訴えた。

「ケタガランフォーラム―2020アジア太平洋の安全対話」と題して開かれたフォーラムは、外交部(外務省)がシンクタンク、国防安全研究院と共同で開催。9日までの2日間の日程で開かれ、米国、日本、英国など約10カ国の官僚や学者計20人が台湾の政経学者と議論を交わす。新型コロナウイルスの影響で、半リモート形式での開催となった。

蔡総統は開会式のあいさつで、攻撃的な行為主体が南シナ海や東シナ海、台湾海峡などにおいて、グレーな衝突手段によってインド太平洋地域の情勢を不安定にしていると言及。侵略行為の拡張を防ぐため、インド太平洋地域内の理念が近い民主主義国家が協調するとともに、一致した戦略とやり方を採用する必要があると述べた。

その上で、新型コロナによって世界の貿易やサプライチェーンが著しく混乱しただけでなく、非民主主義体制の攻撃的行為主体に各国がいかに深く依存しているかが浮き彫りになったと指摘。自由で開かれた、繁栄したインド太平洋地域を維持するため、サプライチェーンの再構築において民主主義国家が連携すべきだと主張した。

台湾は今月4日、米国や日本、欧州の対台湾窓口機関と共同で、サプライチェーン再構築に関するフォーラムを開催。理念が近い国家間におけるサプライチェーンの強靭化に関して議論した。

(陳韻聿/編集:名切千絵)


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