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台湾、国家人権委員会設置 蔡総統「国際基準と足並みそろえる」

2020/08/01 16:39
「国家人権委員会」の設置を喜ぶ蔡総統(左2)と同委初代主任委員の陳氏(右2)

「国家人権委員会」の設置を喜ぶ蔡総統(左2)と同委初代主任委員の陳氏(右2)

(台北中央社)台北市の監察院で1日、新設された「国家人権委員会」の看板除幕式が行われた。式典に出席した蔡英文(さいえいぶん)総統は、今後国家の体制がどう変わろうとも、人権を保障、推進し、国際的人権基準と足並みをそろえることは政府の変わらぬ目標だと強調し、同委員会の役割に期待を示した。

同委員会は、昨年12月に立法院(国会)で可決された「監察院国家人権委員会組織法」に基づき、公務員や行政機関の監督などを担当する監察院に設置されることが決まった。人権侵害事件の調査や人権保障政策の研究、国家人権報告書の提出、国内外における協力推進などを主な業務とする。監察院長が主任委員を兼任することになっており、初代の主任委員は同日に監察院長に就任した陳菊(ちんきく)氏が務める。

蔡総統は、台湾の民主化の過程において、国が国民の権利を縮小、ひいては侵害した過去から徐々に人権重視に移行したと振り返った上で、政府の取り組みに言及。国際人権条約の国内法化を目指す人権諮詢(諮問)委員会の設置や国家人権報告書の審査制度確立などを経て今回、「国内機構の地位に関する原則」(パリ原則)にのっとった同委員会の設立にこぎ着けたと述べ、台湾における人権保障のマイルストーンだと喜びを示した。

(王承中、陳俊華/編集:塚越西穂)


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