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台湾「厳正な抗議を表明」=石垣市議会が議案可決 字名に「尖閣」明記

2020/06/22 17:35
台湾「厳正な抗議を表明」=石垣市議会が議案可決 字名に「尖閣」明記

台湾「厳正な抗議を表明」=石垣市議会が議案可決 字名に「尖閣」明記

(台北、宜蘭中央社)沖縄県石垣市議会は22日、釣魚台列島(日本名:尖閣諸島)の住所地の字名を「登野城」から「登野城尖閣」に変更する議案を可決した。これを受け、外交部(外務省)は同日、釣魚台列島の領有権を改めて主張し、「この事実の変更を図るいかなる行為も無効」だと反発した。また、外交ルートを通じてすでに日本側に「遺憾と厳正な抗議を表明した」と説明した。

外交部は報道資料で、「釣魚台はわが国の固有の領土」だとし、「わが国が領有権を有するという事実は疑いの余地がない」と強調。日本側に対し、「理性を持って自制」するよう呼び掛け、「東シナ海の安定と平和、および台日の友好関係に影響するのを避けるべく、わが国の釣魚台列島に対する主権に干渉する一方的な動きはやめよ」と訴えた。

▽総統府「領有権は中華民国に属する」

総統府の張惇涵報道官は22日、中部・台中市内で報道陣の取材に対し、「釣魚台列島は中華民国の領土であり、領有権は中華民国に属する。これは争いようのない事実だ」との立場を示した上で、地域内の各方面は「争議の棚上げ、資源の共同開発」の原則を守り、東シナ海地域の平和と安定を守るべきだと呼び掛けた。

▽宜蘭県や国民党も反発

釣魚台列島を行政区域として管轄する宜蘭県の林姿妙県長は22日、遺憾を表明し、県政府と中央政府が共同で領有権を守っていく姿勢を改めて示した。

野党・国民党は同日、報道資料で「強い非難を表明する」とし、「釣魚台列島は中華民国の領土であり、領有権は一歩も譲ることができない」と強調。政府に対し、土足で踏み込もうとする日本側の動きを軽視するべきではないと促した。

石垣市議会の字名変更の動きが報じられて以降、台湾では反発が高まっている。宜蘭県議会は11日、「釣魚台」の名称を「頭城釣魚台」へと変更するよう県に提言する動議を可決した。

日本メディアによると、字名変更は10月1日に施行される予定。

(王朝ギョク、劉冠廷/編集:名切千絵)


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