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蔡総統に講演依頼 デンマーク元首相「団結して中国に対抗」/台湾

2020/06/17 13:27
蔡総統(左)とデンマークのラスムセン元首相(本人のフェイスブックから)

蔡総統(左)とデンマークのラスムセン元首相(本人のフェイスブックから)

(ベルリン中央社)蔡英文(さいえいぶん)総統が、国際フォーラム「コペンハーゲン民主主義サミット」に招待された。主催のアナス・フォー・ラスムセン元デンマーク首相は、民主的な直接選挙で選ばれた台湾の代表だから招いたと述べ、民主主義国家が団結して中国の圧迫に立ち向かうべきとの考えを示した。

同サミットは18~19日、テレビ電話方式で行われ、蔡氏は台湾の新型コロナウイルス対策や民主化の経験を紹介する。米国のマイク・ポンペオ国務長官やジョン・ケリー元国務長官、欧州委員会のベラ・ヨウロバー副委員長、オーストラリアのマルコム・ターンブル前首相らも参加する予定。

ラスムセン氏は15日、地元のテレビ局のインタビューに応じ、新型コロナ対策が独裁的な中国より優れていたとして台湾を称賛した。また、中国にも言及し、国内外への圧迫が日増しに強まっていると指摘。新型コロナの感染が始まった段階における対応に疑問を呈したほか、企業買収などを通じて欧州への影響力を強めていることにも懸念を示した。

デンマークが2008年に中国と包括的戦略パートナーシップを締結した際、首相を務めていたラスムセン氏。当時は中国が自由で開放的な方向に発展すると信じていたと振り返った上で、習近平氏が国家主席に就任して以来、専制主義が強まったのに気付いたと述べ、警戒感をあらわにした。

蔡総統をフォーラムに招くことが中国の不満を招く可能性があることに対しては、民主主義国家は民主主義と言論の自由という理念を固く守るべきであり、中国に利用・圧迫されるのではなく、団結して立ち向かうことが必要だと強調した。

(林育立/編集:塚越西穂)


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