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台湾の総統就任式典、いよいよ明日 高齢の李登輝氏は出席見送り

2020/05/19 18:07
李元総統=2018年6月、那覇市

李元総統=2018年6月、那覇市

(台北中央社)中華民国(台湾)第15代総統、副総統の就任式典が20日、台北市内で開催される。式典には総統・副総統経験者を招待するのが慣例となっているが、李登輝元総統(97)は高齢のため、出席を見送ることが分かった。李氏弁公室の王燕軍主任が19日、明らかにした。

総統府の丁允恭報道官によると、今回の式典は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、重厚さを保ちつつ規模を縮小。海外の来賓を招待しないほか、通例となっていた祝賀式や晩餐会も省略される。

蔡英文総統、頼清徳次期副総統は当日午前9時に総統府で就任宣誓を行い、総統は同10時、台北賓館に場所を移して屋外で就任演説を行う。新型コロナ対策を担う中央感染症指揮センターの指示に従って、招待客は各国の駐台使節のほか、各県市首長、防疫国家チームの関係者らなど約200人に絞り込まれた。演説後に予定されている各国駐台使節との面会時にも、握手に替えて両手を重ね合わせる中華式のあいさつを取り入れるなどの感染防止対策も講じられる。

総統府第三局の李南陽局長によれば、台北賓館には大型モニターが据え付けられ、招待客は総統の到着を待つ間、宣誓式の様子を見ることができる。また、宣誓式が終わった午前9時半過ぎから同10時までは、退任する陳建仁副総統に感謝する映像や外国の要人らの祝賀メッセージ、合唱団のパフォーマンスなどが放映される予定。

李登輝氏以外の総統経験者の式典への参加については、馬英九氏(第12~13代)が18日、招待状は受け取ったが、過去4年間、中華民国の総統としてするべきことをまともにしてこなかった蔡総統を「認められない」として出席を拒否。病気療養のため事実上の仮釈放中の陳水扁氏(同10~11代)に関しては、総統府が19日、健康を考慮して招待状を出さなかった前回(2016年)の例にならったと説明した。

(温貴香/編集:塚越西穂)


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