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台湾のWHO参加めぐり米議員205人が連名書簡 チェコでも台湾支持の動き

2020/05/15 17:24
WHOの旗

WHOの旗

(台北中央社)米の下院議員205人が、今年の世界保健機関(WHO)総会に台湾をオブザーバーとして招くよう求める連名書簡をWHOのテドロス事務局長宛てに送付したのを受け、外交部(外務省)は15日、心からの歓迎と感謝を表明した。

書簡では、新型コロナウイルス対策における台湾の対応について触れ、台湾をWHOに迎え入れる行動に価値があることを証明しているとした上で、台湾がWHOのネットワークに入れずにいることや、台湾の統計資料が誤って中国のデータとして取り扱われていることを指摘。また、中華人民共和国を「中国」の代表だと承認した国連総会2758号決議やWHO総会25.1号決議にも言及し、これらの決議はいずれも、北京に台湾人民を代表する権利を与えていないと強調している。13日に送付された。

発起人は、親台派の議員連盟に所属するスティーブ・シャボット議員(共和党)、アルビオ・シラズ議員(民主党)とジェリー・コノリー議員(民主党)。リズ・チェイニー共和党会議議長や外交委員会のエリオット・エンゲル委員長(民主党)らが署名した。

▽チェコ上院の2委員会でも台湾支持の決議

チェコ上院の外交・国防・安全保障委員会と衛生・社会政策委員会で13日、WHO総会に台湾を招くようテドロス事務局長に提言するとともに、チェコ政府に台湾のWHO参加を支持するよう求める決議案がそれぞれ可決された。外交部が14日に明らかにした。

同部は、チェコ議会の委員会で近年このような決議が可決されたことはなく、大変意義深いとし、深い感謝を表明した。その上で、WHOが特定加盟国の政治的操作に振り回されず、各界の声に耳を傾け、科学的見地に基づいて実務的に対応することに期待を寄せた。

WHO総会は18日からテレビ会議の形式で開催される。台湾は2009年から8年連続でオブザーバーとして参加してきたが、17年以降は中国の圧力により出席できない状態が続いている。今年も招待状は届いておらず、参加の見通しは立っていない。これについてWHO側は、加盟国間の「政治的な共通認識が不足している」ためと説明している。

(陳韻聿、江今葉/編集:塚越西穂)


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