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「緊急命令」発出は実際の必要性に応じて判断 蔡総統が談話/台湾

2020/03/19 17:35
談話を発表する蔡総統(右)。左は陳建仁副総統

談話を発表する蔡総統(右)。左は陳建仁副総統

(台北中央社)蔡英文総統は19日、台北市の総統府で談話を発表し、緊急事態発生時に現行法律で対処できない必要な措置の実施を可能にする「緊急命令」の発出について、実際の必要性に応じて決定する考えを示した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、緊急命令の発出を求める意見が与野党から上がっていた。

緊急命令は中華民国憲法によって総統に権限が付与されている。憲法は、自然災害や疫病の発生、または国家の財政、経済上の重大な変動で、速やかな処理を必要とする場合、総統は立法院(国会)休会中、行政院(内閣)会議の決議を経て緊急命令を発出し、必要な処置を取ることができると定めている。

蔡総統は談話で、2003年の重症急性呼吸器症候群(SARS)後に制定された伝染病予防法や先月成立した特別条例に触れ、現段階の感染状況では法律と政策ツールは十分だとの見解を述べた。

金融市場の安定化については、「台湾経済のファンダメンタルズは良好で、資金も豊富だ」と述べ、国家金融安定基金が市場の動向を密接に注視し、即時に対応していくと説明した。

19日の台湾株式市場は取り引き開始から下落し、加権指数は一時、前日比700ポイント近く値下がりして節目となる8500を下回った。終値は同537.33ポイント(5.83%)安の8681.34だった。

(温貴香、葉素萍、余祥、江明晏/編集:名切千絵)


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